院長経歴

1986年 東海大学医学部卒業後、旧国立大蔵病院(現国立成育医療センター)で研修医として、
鈴木紘一先生(前東京医療センター副院長)に師事。潰瘍性大腸炎・クローン病の患者さん含め消化器内科を中心に『医療』を学ぶ。

1990年 けいゆう病院に内科医として入職。消化管内視鏡検査をはじめ腫瘍に対する内視鏡的治療やエコーガイド治療、また重症急性膵炎に対する動注療法などを担当。同時に循環器疾患や呼吸器疾患、内科系救急疾患など、消化器科以外の診療にもあたり『臨床医の腕』を磨く。

2004年 鎌倉小町通り診療所を開院。専門性・細分化された医療ではなく、地域に必要な質の高い総合診療を目指し『診療所』と名付ける。

病人の治療にあたる医師には熟練した技術、科学的知識、人間理解が必要である。医師は機転、思いやり、分別を備えている必要がある。なぜなら患者は症状、徴候、機能障害、損傷した器官、情動障害の単なる寄せ集めではないからである。患者は人間であり、恐怖や希望をもち、苦痛の除去、助力、安心を求めているのだ。

これは医学書のバイブルとも言われているハリソン内科学の冒頭です。医師になって30年以上経ちますが、今でも肝に命じている言葉です。


鎌倉小町通り診療所 院長 増田千代彦